グランドピアノとアップライトピアノの違い

そもそもグランドピアノとアップライトピアノって?

グランドピアノは鍵盤を押すと内部でハンマーが連動し、弦を叩く事で音の出る鍵盤楽器なのですが、その弦が地面と水平に張られているため、大きな本体を持ちます。
対してアップライトピアノは、グランドピアノを省スペースの内に収めたピアノです。グランドピアノでは地面と水平方向に張られていた弦を垂直方向に張ることで、横幅・縦幅の取らない構造となっています。

他には何が違うの?三つの違い、その1

グランドピアノとアップライトピアノには、大きく三つの違いがあります。
一つ目は弦を叩く方法(アクション)の違いです。グランドピアノは弦が水平方向に張られているため、ハンマーは自重で元の位置に戻ります。ですが、アップライトピアノは弦が垂直方向に張られているため、ハンマーは自然には元の位置に戻りません。
この事が演奏に大きな影響をもたらします。

表現に差が出る?三つの違い、その2

二つ目の違いは一分間の打鍵回数の違いです。
アップライトピアノはハンマーをスプリングという部分を用いて元の場所に戻すため、同じ音を続けて打鍵しようとするとグランドピアノに比べて時間がかかってしまいます。数字にすると、グランドピアノは一秒間に約14回打鍵可能なのが、アップライトピアノでは約7回なのです。この打鍵回数の差は表現の差に繋がります。

ペダルの機能が違う?三つの違い、その3

さて、最後に三つ目の違いはペダルの機能の違いです。
グランドピアノに付いているペダルは、左から音量と音色を微妙に変化させるシフトペダル・直前に打鍵した音を伸ばすソステヌートペダル・全体的に音を伸ばすダンパーペダルがあります。対してアップライトピアノは音が柔らかくなるソフトペダル・音量を下げるマフラーペダル・全体的に音を伸ばすダンパーペダルを持ち、グランドピアノとは異なるのです。

スタインウェイは、1853年にニューヨークで設立されたピアノ製造会社です。ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーと並んで、世界の三大ピアノメーカーの一つです。